排せつ介助、見守り、洗濯、記録、清掃、食事準備など忙しく勤務する介護職員にとって、安否確認のための定期巡回の業務負担を軽減するために見守りセンサー「眠りスキャン」を全室に導入しました。呼吸、心拍、転倒、ずり落ちなどの確認業務にはこの見守り機器が役に立っています。
また、利用者さまが気になるバタバタ音やドアの開閉音も少なくなり、安眠も促される効果や、逆に眠れない方への傾聴やコミュニケーションへの気配り時間もつくれ、起床介助も覚醒の状況が読み取れタイムリーにできるようになりました。
先月にあった「看取りケア」の際に、深夜でしたが穏やかで自然な旅立ちのお見送りができたのも、この見守り機器で職員の不安や負担を拭うことができたからでは、と受け止めています。